UR賃貸住宅(旧公団住宅)以外に公営住宅というのもあります。何が違うかというと、運営しているのが国か地方自治体かの違いで目的等も異なります。下記にUR賃貸住宅(旧公団住宅)と公営住宅との違いをまとめました。
敷金は必要で礼金・仲介手数料・更新料は不要というのは同じですが、下記のような違いがあります。
UR賃貸住宅(旧公団住宅) | 公営住宅 | |
---|---|---|
運営組織 | 国土交通省所管の独立行政法人 都市再生機構(UR都市機構) |
各都道府県・市区町村等の地方自治体 |
礼金 仲介手数料 更新料 |
必要無し | 必要無し |
敷金 | 必要 | 必要 |
保証人 | 不要 | 必要 |
申込方法 | ほとんどが先着順 | ほとんどが抽選 |
収入条件 | 一定基準以上の収入等が必要 | 一定基準以下の収入であること (低所得者層向けの為) |
公営住宅の一番の特徴は、所得が低く住宅に困っている方を対象にしていることです。
そのため、一定以下の所得でないと入居できません。さらに、家賃が収入に連動する仕組み(「応能応益家賃」といいます)になっています。
対してUR賃貸住宅(旧公団住宅)の家賃は決められた家賃を支払うことになっており、収入に連動しません。
また公営住宅は原則として、「ファミリー(世帯向け)」を対象としており、単身者は入居できないことになっています(ただし「高齢者の単身者」は入居できる住宅があります)。
UR賃貸は単身者でも入居できる住宅も多数あります。